2011年7月16日土曜日

誰からも

目を逸らされ、見ず知らずの奴になんか教えるもんかよ。
個人情報。

他人の人生に対する想像力。
それが詩的な事は少ない。結局、自分が大事。

そんな人には出来る限り成りたくないと、
そう、思う所存です。


みみみ / みんなのうたりん

2010/07/22

0 yen

34 min







民族的な曲に始まり、アンビエントに終わる名盤。
移動型音楽習慣と名付けました。縦横無尽に、移動速度は知覚できない。

表層は、研ぎ澄まされる。深層は、滑らかに削られる。
浮遊する聴覚。堆積する視覚。

視点が合わなく成るほどに、聴覚に集中してしまいます。
美しいかな、悲しいかな、切ないかな、逞しいかな。

必聴な netlabel である maltine records からリリースされております。
この質の曲を無料で出されると、困っちゃいますね。素晴らしい。




川上 弘美 / 真鶴

540 yen

文春文庫 (文藝春秋)

271 pages







幽霊、幻覚。錯乱、第六感。
場の持つ力場。磁場、電場、重力場。

空間を伝播するそれらをどう知覚しているのか。
彼岸に近づくことがそれなのか。

詩的な文章。美しきかな、それらの散文。
空間を、場面を切り取るのではなく、視覚を間隔を切り取る。

霧散する間隔。連続である自己。
記憶は断片。現実は、実時間は連続。

連続の集積であるはずの自分。自分の疑似的複製である、子供。
親の疑似的複製である、自分。家族。愛する。隔たる。他者。

散文的で詩的な美しい文体。
彼岸と此岸を往き来する間隔。酩酊。


経験は何物にも変え難い。
思考のみが変質を与える。

小難しいことは抜きにしましょう。
薄ら笑いを浮かべましょう。あなたの完全勝利です。


   

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