2009年5月23日土曜日

野菜が

美味しい季節です.

きゅうりとかトマトとか.夏野菜が好きです.


sigmund freud / 人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス



光文社古典新訳文庫 (光文社)

620 yen

333 pages






無意識,自我,エス,夢とか,哲学や心理について語る人 : フロイト.
「自我とエス」は読んだのですが,全くもって難しかった.

そんな苦手意識を克服する為に,この一冊を購入.
五章編成になっており,一章,二章は戦争に対する彼の考察.
残りは精神状態の変化を,彼の理論に基づいて講義.

フロイトさんは医学者だから,脳の機能から精神を研究している.
彼が言うには,精神は極めて合理的な脳の働き.
個人がそれを意識できるか,できないかは別にして.

現在,日本人の西洋哲学的な思考は,
フロイトさんの考えからあまり変化していない気がします.

しかし,東洋哲学を加味した場合,もっと面白いかも.
西洋思想だけの考えは理解し難い.

これはこうだ! と言われても,そう云う考えもあるよね,と思うのです.
それが東洋思想だと思うのです.
と云う訳で,今度は「道」の二人,老子か荘子を読もうと思います.


夢野 久作 / ドグラ・マグラ



角川文庫 (角川書店)

540 yen

2 volumes long





カバーが手を遠のかせる理由.第一次世界大戦後の天才.
これも,脳について語られた作品.

フロイトさんは脳が全て的.夢野さんは脳も器官の一部的.
後,輪廻が主題とも云われております.

不可解で奇妙.読まずにいられない.
絶妙で奇妙なお話し.認識する世界は脳の幻想か?

それとも,身体全てが映し出すものか?
正常は正常なのか?異常は異常なのか?
結局,犯人は誰なのさ?


pc 買いました! サクサクです.


   

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